【グラタンの秘密】発祥はどこの国？ドリアやラザニアとの違い＆絶品お取り寄せ

冬のごちそうグラタンってどこの国の料理？ラザニア・ドリアとの違いは？歴史や由来を知って美味しくいただこう♪

それから、おすすめの厳選ご当地グラタンや、贅沢ふるさと納税お取り寄せなどネットで買える手軽な冷凍食品もご紹介します。

グラタンはどこの国の料理？《フランス》

『グラタン（Gratin）』はフランスとイタリアの国境に位置するサヴォワ・ドーフィネ地方が発祥の郷土料理です。

フランス料理における調理法のひとつで、グラタンの意味・定義としては『オーブンなどを使用して、表面を焦がすように仕上げた料理』というものがあります。

代表的なグラタン料理といえば、ベシャメルソース（ホワイトソース）にショートパスタ（マカロニ）や具材を加え、チーズを乗せてオーブンで焼いたものではいないでしょうか。

ほかにも、グラタンの調理法のなかには、オニオングラタンスープや、プリン生地を使ったフルーツグラタンなど様々なレシピがあります。

よく似た料理の『ラザニア（Lasagna）』はイタリアのカンパニア州ナポリの名物料理のひとつです。

ラザニアとは料理名ではなく、重ねて使用されているあの板状のパスタのことを指します。

料理名はイタリア語で『ラザニア・アル・フォルノ (Lasagna al Forno)』と呼ばれ、意味は『オーブンで焼き上げたラザニア』となりグラタンと似ています。

ベシャメルソース、ミートソース、ラザニア、チーズや具材をミルフィーユ状に重ね、表面を焦がすようオーブンで仕上げるのが特徴的です。

ラザニアとグラタンの違いは簡単に言うと、発祥地の違い、それから使っているパスタの違いが大きいです。

ドリアといえば、グラタンっぽい料理の中にお米が入っているのが特徴的ですよね。

ドリアの元祖は二つあり、一つ目はフランス、そして二つ目は日本です。

一つ目は、フランス・パリのレストランが、イタリア貴族の『ドーリア家に捧げるために作った料理』というのが名前の由来となっています。

ただし、このドーリアはキュウリとトマトと卵を使ったイタリア国旗をイメージした料理で、皆さんご存じのドリアとは少し違います。

ベシャメルソースとお米、チーズが焦げたドリアが誕生したのは、実は日本の横浜のホテル・ニューグランドです。

ホテル・ニューグランドのシェフ、サリー・ワイル氏が、「体調が良くないので、何かのど越しの良いものを」というお客様の要望に応え創作した料理が、このドリアだったそうです。

その後、日本ではワイル氏の考案したドリアのレシピが広く浸透し、現在でも日本の食文化の中で親しまれています。

そのため、フランスでドリアというとキュウリを使った歴史ある料理、日本でドリアというとお米の入ったグラタンっぽい料理、といった二つの意味が存在します。

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