ドイツといえばフランクフルト発祥の地であり、ソーセージ大国ですよね。ベルリン名物のカレーソーセージをはじめ、ペースト状のソーセージ、白くてぷるんとしたソーセージなどさまざま。
手軽に日本の大手ECサイトで買える、おすすめ有名ドイツソーセージ6選と、その特徴、美味しい食べ方をご紹介します。
ドイツのソーセージは1500種以上!
ドイツとソーセージの歴史は長く、製法・味付け・形もさまざま。その数なんと1500種以上といわれており、各地域、各都市で特有のソーセージが数多く存在します。
最も有名な『フランクフルト(フランクフルター Frankfurter)』は、その名の通りドイツのフランクフルトが発祥の地。
現在はドイツ各地に広がり、その後、ウィンナー(Wiener)という名で世界にも広がりました。
ほかにも各都市に、調理法や形・味付け・スパイス等が異なる名物ご当地ソーセージがあるとされています。
ざっくり分けると代表的な製法は3種類
- Brühwurst ブリュー・ヴルスト(加熱ソーセージ)
- Kochwurst コッホ・ヴルスト(調理ソーセージ)
- Rohwurst ロー・ヴルスト(生ソーセージ)
『wurst ヴルスト』がドイツ語でソーセージという意味です。
私たちがイメージする腸詰にした後茹でたソーセージは『Brühwurst ブリュー・ヴルスト(加熱ソーセージ)』で、フランクフルトもこれに含まれます。
通販で買える!おススメ有名ドイツソーセージ6選
ブルートヴルスト
出典:楽天市場
Bratwurst ブルート・ヴルストはドイツの食卓で最も日常的に食べられているソーセージです。
ドイツグルメの最高峰ともいえる豚の血を使ったソーセージで、このブルート・ヴルストだけでも約40種類以上あるとされています。
濃厚でコクのある旨味が赤ワインともよく合い、豚の血といっても匂いは少なく食べやすいです。
本場ドイツではマッシュポテトやザワークラウトと一緒に食べるのが好まれています。
ヴァイスヴルスト
Weißwurst ヴァイス・ヴルストはミュンヘン名物の白いソーセージです。
ふわっとやわらかい食感に、パセリなどの香草の香りが口いっぱいに広がります。
南ドイツ・バイエルン州ミュンヘンの界隈では、プレッツェルと呼ばれるドイツ定番のパンと一緒に食べるのが伝統的です。
楽天やAmazonなどのECサイトでも、プレッツェルとセットで売られているのをよく見かけます。
それから、ヴァイス・ヴルストは皮をむいて中身だけ食べるのが正式な食べ方です。ナイフで切り目を入れて左右にむくと簡単に剥がれます。
ニュルンベルガー・ヴルスト
Nürnberger ニュルンベルガーはニュルンベルク名物の有名なご当地ソーセージで、小さなサイズ(約7~9cm)が特徴です。
燻製せずノンスモークで仕上げられ、ハーブ&スパイスの風味豊かな爽やかなソーセージ。すっきりとジューシーな味わいなので、朝食にぴったりです。
ハーブにはマジョラムが使われているのが伝統的で、マジョラムの持つ香りと甘口のマスタードがよく合います。
もし手に入れば西洋わさび(Meerrettich メーアレッティヒ)と食べるのも定番です。
レーゲンスブルガー
Regensburger レーゲンスブルガーはドナウ河畔の美しい世界遺産都市レーゲンスブルクの伝統的なソーセージです。
本場ではゼンメル(Semmel)と呼ばれる小さなパンと一緒に食べるのが好まれています。
出典:楽天市場
最もポピュラーな食べ方は、縦半分に切ってこんがり焼いたレーゲンスブルガーとピクルス、マスタードなどをサンドする食べ方です。
このサンドイッチは1954年ごろから親しまれていると言われており、現地でも3ユーロくらいと庶民的なソウルフード。
日本のネット通販でも『ゼンメル + ドイツソーセージ』とセットで売られていることが多いので、ぜひチェックしてみてください。
カリーヴルスト
Currywurst カリー・ヴルストは首都ベルリンの名物料理で、焼いたソーセージにポテトを添えて、ケチャップとカレー粉をかけただけのシンプルなお料理です。
専門店があるほど、ベルリンにはカリー・ヴルストを提供する飲食店がたくさんあり、店ごとにスパイスの配合や辛さレベルもさまざま。
2006年には、なんとカリーヴルスト博物館までできたので、観光の際にはぜひ立ち寄ってみましょう!
ちなみに楽天でカリー・ヴルストを検索してみると、『カレー風味のソーセージ』や、『ドイツ産のスパイシーケチャップ』などバラエティに富んだ商品があったのでチェックしてみてください。
レバーヴルスト
出典:楽天市場
Liverwurst レバー・ヴルストはその名の通りレバーを使ったソーセージで、その種類なんと約350種類もあるのだとか。
ライ麦100%の黒くて固いドイツパン(Roggenbrot ロッゲン・ブロート)をスライスして、レバー・ヴルストを塗り広げるようにして食べるとGOOD。
風味豊かなライ麦パンの酸味と、レバー・ヴルストのコクが合わさってとても美味しいです。
クセは臭みは一切なく、むしろ焼きソーセージよりあっさりしているくらいです。
レバー・ヴルストはなめらかなタイプや、写真のように粗挽きのお肉が入っていて食べ応えがあるタイプなど色々あるので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。