農家さん自慢の甘いパインは沖縄のお土産として人気が高いです。近年では現地の直売所でしか買えなかった種類の果物も気軽にお取り寄せできるようになりました。
最高級のゴールドバレルから小さくて甘い品種まで、糖度や特徴、時期や値段を含め、厳選して7種類のパイナップルを一覧で徹底解説します。
農家さんおススメ厳選7種!【沖縄北部】特産品はパイナップル
日本で収穫されているパイナップルのほとんど全てが沖縄県産で、本島の北部地域で最も多く栽培されています
そして、沖縄の中でも生産量日本一を誇る地域が、沖縄県北部にある東村(ひがしそん)です。
やんばるの東に位置する自然豊かな村で、のどかなパイナップル畑の景色が広がっています。
そんな東村では今年も多くの農家さんが実に10種類以上のパイナップルを作っています。
中でも今回は、ネット通販やふるさと納税を通じてお取り寄せで購入しやすいおすすめの品種を7種類ご紹介します。
スムースカイエン、島パイン(ハワイ種)
出典:楽天市場≫
沖縄で最も栽培されているスタンダードな品種です。甘さ・酸味・水分量のバランスが良く、食べやすいのが特徴です。
糖度は高く、ほどよく酸味もあり、果肉は白っぽく果汁が豊富でジューシーです。大きさは直径15〜20cm、重さは2〜3kg程度。
旬は6月から8月頃で、この時期に最もおいしく食べられます。
スムースカイエンをおいしく食べるポイントは、完熟したものを選ぶことです。完熟したものは、表面に黄色やオレンジの斑点が見られ、香りが強くなっています。また、葉っぱを軽く引っ張ってみて、簡単に取れる場合は完熟している目安です。
スムースカイエンは、そのまま食べるのはもちろん、ジュースやゼリー、タルトなどの加工品としても人気があります。
\スムースカイエンを探してみる/
楽天市場≫ Yahoo!≫ Amazon≫
ジュリオスター
出典:楽天市場≫
ジュリオスターは、スムースカイエンとクリームパインを掛け合わせた、沖縄県で開発されたパイナップルの品種です。
スムースカイエンの甘さとクリームパインの酸味をバランスよく受け継いでおり、沖縄の気候風土に適したパイナップルとして注目されています。
糖度は15度以上と高く、甘みと酸味のバランスがとれているのが特徴です。
旬は7月から8月頃で、この時期に最もおいしく食べられます。大きさはスムースカイエンと同じくらいで、直径15〜20cm、重さは2〜3kg程度。
国内でもなかなか市場に出ることが少ない新品種の珍しいパインです。
\ジュリオスターを探してみる/
楽天市場≫ Yahoo!≫ Amazon≫
ゴールドバレル
出典:楽天市場≫
ゴールドバレルは、沖縄県で開発されたパイナップルの高級品種です。
果肉は濃厚で甘く、果肉は黄金色、果汁が豊富で、酸味はほとんどありません。
ゴールドバレルは、沖縄県の太陽の恵みを受けて大切に栽培されています。また、栽培の際には、糖度を高めるために葉の摘葉や果実の袋かけなどの工夫が行われています。
甘みが強く酸味が少ないパイナップルが好きな人にとっては、ゴールドバレルが最もおすすめと言えるでしょう。
旬は、7月から8月頃です。この時期は、最もおいしく食べられます。
糖度は16度以上と高く、大きさは直径20〜30cm、重さは1.5〜3kg程度と大ぶり。
ゴールドバレルは、沖縄を代表する高級品種として扱われており、一般的なパイナップルよりも高価です。
\ゴールドバレルを探してみる/
楽天市場≫ Yahoo!≫ Amazon≫
タルゴ
出典:楽天市場≫
タルゴは、沖縄県東村の株式会社東物産が生産するパイナップルの高級品種ゴールドバレルのブランドの一つです。
東物産は沖縄の北部地域でいちばん大きくパイナップル農園をやっている農家さんです。そんな東物産のオリジナルブランドのパインがタルゴです。
ゴールドバレルの『バレル』=『樽』とゴールドの『ゴ』から『タルゴ』となりました。
タルゴは、その名の通り、ゴールドに輝くような美しい果肉と強い甘味が特徴です。果肉が柔らかく、果汁が豊富でジューシー、最高品質のパイナップルです。
旬は、6月から9月頃で糖度18以上、この時期は、最もおいしく食べられます。
酸味はほとんどなく、パインのイガイガ感は全くなく、とても甘く芳醇な高貴なパインです。
農園の僅か0.003%しか収穫できない大変希少なプレミアムパインとなっています。
タルゴは沖縄県内外から急速に注目が高まっており、贈答用としてもよく選ばれています。
東物産の公式サイトはこちらから購入可能です。
\ふるさと納税はこちら/
スナックパイン(ボゴール)
出典:楽天市場≫
重さは700g〜と、小ぶりで食べやすい品種です。
スナックパインは、パイナップルの芯まで食べられるほど果肉が柔らかいのが特徴です。そのため、手でちぎって食べることができることから、その名が付けられました。
切らずに食べられるため、おやつやデザートにぴったりです。
旬は、5月から6月頃です。この時期は、最もおいしく食べられます。
手でちぎって気軽に食べられるため、沖縄ではスーパーや道の駅、お土産コーナーなどで購入できます。1玉あたりの値段は、1,000円前後が相場です。
スナックパインは、一般的なパイナップルよりも小ぶりで、1玉あたりの値段は比較的安価です。
\スナックパインを探してみる/
楽天市場≫ Yahoo!≫ Amazon≫
ピーチパイン
出典:楽天市場≫
ピーチパインは、その名の通り、桃の香りがするのが特徴です。また、果肉が柔らかく、甘みが強いため、そのまま食べるとおいしくいただけます。
糖度は14度以上、重さは600g〜800g程度と小ぶりで可愛らしい品種です。クリームパインと「I-43-880」(ハワイ産)を交配させて誕生しました。
旬は、5月から7月頃です。この時期は、最もおいしく食べられます。
ピーチパインは、酸味が少なく、甘みが強いため、そのまま食べるとおいしくいただけます。また、桃の香りがあるので、パイナップル特有のイガイガ感が苦手な方にもおすすめです。
1玉あたりの値段は、1,000円前後から3,000円前後が相場です。ピーチパインは一般的なパイナップルよりもやや高価です。
\ピーチパインを探してみる/
楽天市場≫ Yahoo!≫ Amazon≫
クリームパイン(ミルクパイン)
出典:楽天市場≫
クリームパインは、果肉がクリームのように白いのが特徴で、ミルクパインとも呼ばれています。
果肉が柔らかく、糖度は15度以上と高く、甘みが強く酸味が少ない、果汁が豊富でデザートにぴったりのパイナップルです。
クリーミーでとろけるような食感、果汁の豊かさが魅力で、口に入れると甘い香りが広がります。
クリームパインの旬は、7月から9月頃です。
ジュリオスター・ピーチパインなどの品種改良のベースとして使われていることでも有名で、原種であるクリームパインは大変貴重です。
クリームパインは生産量が少ないので、沖縄県内でしか見かけることができないため、沖縄土産としてもよく選ばれています。