ロンドンは、どこか肩の力が抜けたストリートスタイルが自然に街へ溶け込む場所です。
流行だけに振り回されず、自分の好きな色や素材、長年愛用しているアイテムを自由にミックスしながら、「自分らしいハズし感」を楽しんでいる人をよく見かけます。
伝統的なトレンチコートにスニーカーを合わせたり、ヴィンテージとハイブランドを自然に組み合わせたり。きっちり決めすぎないのに、どこか洗練されて見える空気感もロンドンファッションの魅力です。
今回は、そんなロンドンらしいコーディネートの特徴を、「自由さ」と「実用性」をテーマに5つのポイントでご紹介します。
1. 最大のポイントは遊び心「伝統アイテム × 個性のミックス」

イギリスのファッションを語る上で欠かせないのが、伝統的なUKブランドのトレンチコートや、上質なウールのマフラーといった「タイムレスな名品」たち。
こうした質の高いお気に入りの一着をベースに、意外性のあるアイテムをミックスして着回すのが得意です。
例えば、仕立ての良いクラシカルなジャケットにあえてヴィンテージのクタクタなデニムを合わせるなど、ハイ&ローのバランスを楽しむ遊び心こそが、彼女たちを魅力的に見せる秘密です。
とくにロンドンは、多文化な背景を持つ人々が暮らす都市でもあるため、ファッションにおいても「こうでなければならない」という空気が比較的弱めです。
派手な色や古着、スポーティーな服装、高級ブランドなど、国やカルチャーの違うスタイル同士が自然に混ざり合っていて、人の見た目についてあまり細かく干渉しない自由さがあります。
ロンドンといえば、どこでもおしゃれ…というわけじゃない!

ロンドンというと、街中どこでも個性的でおしゃれな人ばかり歩いているイメージを持つかもしれません。
ですが実際には、すべてのエリアが常にファッショナブルというわけではなく、地域によってかなり空気感が異なります。
おしゃれなストリートエリア、普通の住宅街、通勤エリア、観光地では、それぞれ服装の雰囲気もかなり違います。
たとえば、Shoreditch や Camden Town 周辺では、古着やストリート系を自由にミックスした個性的なファッションを見かけやすい一方、住宅街や通勤エリアでは、ユニクロのようなシンプルな服装や実用的なダウンジャケット姿の人も多く、全体的にかなりラフです。
「頑張っておしゃれをしている」というよりも、それぞれが自分の好きなものを自然に着ている空気感が、ロンドンらしい魅力なのかもしれません。
2. 大人カジュアルの定番「トレンチコート × エフォートレス」

年齢を問わず街に美しく映えるトレンチコートは、まさにワードローブの主役。
きっちり綺麗に着こなすのも素敵ですが、ロンドンっぽさを出すなら、少しルーズに着崩した「エフォートレス(肩の力が抜けた雰囲気)」をプラスするのが気分です。
あえてフロントのボタンを留めずにバサッと羽織ったり、足元に端正なスニーカーを合わせてカジュアルダウンしたり。日本の「隙のないキレイめコーデ」とは一味違う、自由でこなれたバランスが新鮮に映ります。
とはいっても、ロンドンは肌寒い時期が長く、トレンチコートを軽やかに着こなせるのは春や初秋くらいかもしれません。
秋から冬、春先にかけては、小雨や風で体感温度がかなり下がることも多く、実際には薄手のダウンやフード付きアウターをルーティンにしがちだったりもします。
クラシックなトレンチコートだけで決めすぎず、実用性を優先したアウターとミックスするのも、現地の人っぽさかもしれません。
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3. ルールに縛られない「素材と柄のごちゃまぜコーデ」

ロンドン・ストリートの面白さは、ブランド、古着、色、柄、素材を自由にミックスさせる「MIXスタイル」にあります。
トレンドカラーや定番のチェック柄をただそのまま着るのではなく、自分らしいコントラストを恐れずに取り入れることで、逆に街に自然と馴染むのかもしれません。
クラシカルなツイードにスポーティーなナイロン素材を合わせるなど、古いものの良さを尊重しながらも、現代的なスパイスを加え、唯一無二の個性が生まれます。
定番のチェック柄も「柄 × 柄」でアクセントに

イギリスを象徴する柄といえば、やはりチェック柄。毎年いろんな新作が登場するので、つい新しいものが欲しくなってしまいます。
気づけば、去年買ったチェック柄のマフラーに、今年のチェック柄バッグを合わせていることも。
大ぶりのチェック柄マフラーに、あえてパターンの異なるチェック柄のバッグを合わせる「柄×柄」のスタイリングも珍しくありません。
全体の色味がなんとなく統一されていれば、少しくらいアンバランスでも不思議と街に馴染んで見えます。
4. シンプルな装いこそ「小物やディテールでエッジを効かせる」

大人になるにつれてワードローブがシンプルになり、毎日の着回しがマンネリ化してしまうこともありますよね。そんなときこそ、英国らしさが参考になります。
メインの服を大きく変えなくても、小物をひとつアップデートするだけで、着こなし全体の印象は見違えるほど自分らしくなります。
英国では、おばあちゃんやお母さんから譲り受けた上質なブランドアイテムを、長く大切に使っていることも珍しくあ
Westwood や Alexander McQueen のような、ロンドンのストリートカルチャーと結びついたブランドも、今なお幅広い世代に愛されています。
5. ロンドンはとにかく歩く!足元は「ドレスシューズかスニーカー」

ロンドンは地下鉄移動や徒歩が多く、想像以上によく歩く街です。そのため、足元は基本的に「フラット(ぺったんこ)靴」を履いている印象です。
そして、ここでも活躍するのがミックス感。カジュアルなワイドパンツやロングスカートの裾から、上品に仕立てられたタッセルローファーや艷やかなドレスシューズをチラリとのぞかせるバランスがとてもロンドンらしく感じます。
また、あえてキャッチーな派手色のスニーカーをチョイスして、コーディネートのハズしとして機能させるのも素敵。歩きやすさとファッション性を両立させた足元は、大人のデイリースタイルに心地よく馴染んでくれます。
日本ブランドのスニーカーや和柄アイテムを取り入れたストリートファッションを見かけることもあり、異なるカルチャーを自由にミックスする空気を感じます。
流行に左右されすぎず、自分が「今」着たいものを自然に取り入れること。
ロンドンのファッションには、そんな肩の力の抜けた自由さがあります。
ぜひ、日々のコーディネートにも、自分らしいロンドンのエスプリを取り入れてみてくださいね。
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