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クリスマスのお酒「エッグノッグ」とは?歴史や特徴|3つのレシピをご紹介

FOOD & LIFE

エッグノッグは欧米ではよく知られており、クリスマスや新年など冬のイベントで飲む甘くて温かい卵を使ったカクテルです。

 

エッグノッグの歴史や特徴、そしてラム、ウィスキー、それから冷たいバージョンなど3つの本場レシピをご紹介いたします。

 

「エッグノッグ」とは?歴史や特徴

 

エッグノッグとは、牛乳、クリーム、砂糖、溶き卵で作られた、牛乳ベースのカクテルです。挽いたシナモンとナツメグで風味付けされているのも特徴です。

 

ラム酒、ブランデーやウィスキーのようなさまざまなアルコールを加えたエッグノッグのバリエーションもあります。

 

エッグノッグの起源は、14世紀のヨーロッパにまでさかのぼります。当時は、牛乳、卵、スパイスを混ぜた飲み物が「ポジョン」と呼ばれており、薬や健康維持のために飲まれていました。

 

16世紀になると、ポジョンはクリスマスなどの特別な日に飲まれるようになります。この頃から、ポジョンにアルコールが加えられるようになり、エッグノッグと呼ばれるようになりました。

 

エッグノッグは、イギリスやフランス、オランダなど、ヨーロッパ各地で人気を博しました。17世紀には、アメリカにも伝わり、現在ではクリスマスの定番飲み物として親しまれています。

 

国によって伝統的なさまざまな味わいがある

イギリスでは、ラム酒やブランデーなどのアルコールを加えたエッグノッグが一般的です。アイルランドでは、ウィスキーを使ったエッグノッグが人気です。

 

フランスでは、ブランデーやシナモン、ナツメグなどのスパイスを加えたエッグノッグがよく飲まれます。

 

ドイツでは、ホットチョコレートをベースとしたエッグノッグが人気です。

 

エッグノッグとミルクセーキの違い

 

エッグノッグとミルクセーキは、どちらも牛乳やクリーム、砂糖、卵で作られる飲み物ですが、以下の点で違いがあります。

 

  • アルコールの有無

エッグノッグには、ラム酒やブランデーなどのアルコールが加えられることが多いですが、ミルクセーキにはアルコールは加えられません。

 

  • スパイスの有無

エッグノッグには、シナモンやナツメグなどのスパイスが加えられることが多いですが、ミルクセーキにはスパイスは加えられません。

 

  • 温かいか冷たいか

エッグノッグは、温かく飲まれることが多いですが、ミルクセーキは、冷たく飲まれることが多いです。

 

エッグノッグは、クリスマスなどの冬の祭りに欠かせない飲み物として、北米やヨーロッパで親しまれています。ミルクセーキは、子どもから大人まで楽しめる、定番の飲み物です。


ウイスキー・エッグノッグの作り方

材料(2人分)

  • 牛乳 1カップ
  • クリーム 1/2カップ
  • 砂糖 1/4カップ
  • 卵 2個
  • シナモン 小さじ1/4
  • ナツメグ 小さじ1/8
  • ウイスキー 1/4カップ

 

作り方

  1. ボウルに牛乳、クリーム、砂糖、卵、シナモン、ナツメグを加えて、泡立て器でよく混ぜる。
  2. 鍋に移して弱火で温め、沸騰直前で火を止める。
  3. ウイスキーを加えて、よく混ぜる。
  4. グラスに注いで、お好みでナツメグを振る。

 

ポイント

  • 卵を加えるときは、よく溶きほぐしておくと、ぼそぼそした食感になりにくくなります。
  • ウイスキーの種類によって、味わいが変わります。お好みのウイスキーを選んでください。
  • 温かく飲む場合は、温めたグラスに注ぐと、より美味しくいただけます。

 

アレンジ

  • バニラエッセンスやココアパウダーを加えて、風味をアップさせます。
  • フルーツやナッツをトッピングして、見た目にも華やかにします。

 

エッグノッグに合うウイスキーの種類

出典:楽天市場≫

 

甘みのあるウイスキー

エッグノッグは、牛乳やクリーム、砂糖で作られる甘い飲み物です。そのため、ウイスキも甘みのあるものが合います。おすすめのウイスキーは、以下の通りです。

 

  •  バーボン
  • アイリッシュ
  • ジャパニーズ

 

スパイスの風味を引き立たせるウイスキー

エッグノッグには、シナモンやナツメグなどのスパイスが加えられることが多いです。そのため、ウイスキにもスパイスの風味を引き立たせてくれるものが合います。おすすめのウイスキーは、以下の通りです。

 

  • スコッチ
  • シングルモルト

 

おすすめウイスキーのポイントまとめ

  • バーボン:甘みとコクがエッグノッグの甘さと相性抜群です。
  • アイリッシュ:甘みとまろやかさがエッグノッグの甘さに負けません。
  • ジャパニーズ:甘みと華やかさでエッグノッグに上品な印象を与えます。
  • スコッチ:スパイスの風味を引き立て、コクのある味わいになります。
  • シングルモルト:華やかな香りと複雑な味わいで、エッグノッグをより特別な飲み物にします。

 

もちろん、お好みのウイスキーで作っても美味しくいただけます。ぜひ、いろいろな組み合わせを試してみてください。

 

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ラム・エッグノッグの作り方

材料(2人分)

  • 牛乳 1カップ
  • クリーム 1/2カップ
  • 砂糖 1/4カップ
  • 卵 2個
  • シナモン 小さじ1/4
  • ナツメグ 小さじ1/8
  • ラム酒 1/4カップ

 

作り方

  1. ボウルに牛乳、クリーム、砂糖、卵、シナモン、ナツメグを加えて、泡立て器でよく混ぜる。
  2. 鍋に移して弱火で温め、沸騰直前で火を止める。
  3. ラム酒を加えて、よく混ぜる。
  4. グラスに注いで、お好みでナツメグを振る。

 

レシピのポイント

ラム・エッグノッグは、エッグノッグの基本レシピにラム酒を加えたものです。ラム酒の風味と甘みが、エッグノッグの濃厚な味わいを引き立てます。

 

ラム酒を加えるときは、沸騰直前で火を止めるようにしましょう。沸騰させると、アルコールが飛んでしまいます。

 

お好みのラム酒を使って、自分だけのオリジナルのラム・エッグノッグを作ってみてください。

 

エッグノッグに合うラムの種類

出典:楽天市場≫

 

エッグノッグに合うラムの種類は、大きく分けて以下の3つに分けられます。

 

甘みのあるラム

エッグノッグは、牛乳やクリーム、砂糖で作られる甘い飲み物です。そのため、ラムも甘みのあるものが合います。おすすめのラムは、以下の通りです。

 

  • ダークラム
  • ゴールドラム
  • デザートラム

 

スパイスの風味を引き立たせるラム

エッグノッグには、シナモンやナツメグなどのスパイスが加えられることが多いです。そのため、ラムにもスパイスの風味を引き立たせてくれるものが合います。おすすめのラムは、以下の通りです。

 

  • スパイストレインラム
  • ダークラム

 

コクのあるラム

エッグノッグの濃厚な味わいを引き立てるために、コクのあるラムもおすすめです。おすすめのラムは、以下の通りです。

 

  • ゴールドラム
  • ダークラム

 

おすすめラムのポイントまとめ

  • ダークラム:甘みとコクがエッグノッグの甘さと相性抜群です。
  • ゴールドラム:甘みとまろやかさがエッグノッグの甘さに負けません。
  • デザートラム:甘みと華やかさでエッグノッグに上品な印象を与えます。
  • スパイストレインラム:スパイスの風味を引き立て、コクのある味わいになります。

 

もちろん、お好みのラムで作っても美味しくいただけます。ぜひ、いろいろな組み合わせを試してみてください。

 

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アイス・ラム・エッグノッグ

材料

  • ラム酒:60ml
  • 卵黄:1個
  • 牛乳:120ml
  • ガムシロップ:2つ
  • バニラエッセンス:少々
  • ナツメグパウダー:適量

 

作り方

  1. ラム、牛乳、ガムシロップ、卵黄、バニラエッセンスをシェーカーに入れます。
  2. シェーカーをしっかりと閉め、よく振ります。これにより、材料がしっかり混ざり、滑らかなテクスチャーが得られます。
  3. グラス氷をたっぷり入れて、2を注ぎます。
  4. お好みでナツメグをトッピングします。ナツメグはエッグノッグに伝統的に使われるスパイスで、香りと風味をプラスしてくれます。

 

シェーカーが無ければ、ボウルに卵黄とガムシロップを入れて、白っぽくなるまでよく混ぜたあと、ラム、牛乳、バニラエッセンスを加え混ぜると良いです。

 

ナツメグの代わりに、シナモンやカルダモンなどのスパイスを加えても美味しくいただけます。

 

ラム・エッグノッグにおすすめのラムは、ゴールドラムです。

 

ゴールドラムは、中程度の熟成期間を経たラム酒で、甘みとコクがありミルクとの相性がぴったりです。

 

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お好みでトッピングを変えたり、アレンジを加えたりして、自分だけの特別なエッグノッグを楽しんでみてください。

 

Merry Christmas! I hope you have a great time.

 

《日本では、アルコール飲料の購入・飲酒には法律で20歳未満は禁止されています。未成年者への酒類提供は厳しく禁止されていますので、適切な年齢制限を守って楽しい飲み会をお楽しみください。》