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日本とここが違う!ベルギー家庭の食卓と料理の習慣|チョコだけじゃない多彩な食文化

FOOD & LIFE

フリッツ(フライドポテト)にワッフル、チョコレート。
そんな「おやつの国」のイメージが強いベルギーですが、実は家庭の食卓こそが文化の宝庫
オランダ語・フランス語・ドイツ語の3つの言語が混ざり合うこの国では、料理にも地域差があり、家庭ごとに個性豊か。
今回は、日本と比べながら、ベルギー家庭の食習慣をまるごと紹介します!

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🇧🇪 ベルギーの家庭料理の基本って?

ヨーロッパの中心に位置し、「フランス」「オランダ」「ドイツ」の文化をバランスよく受け継ぐベルギー。実は、家庭料理のスタイルも地域によってかなり異なります

たとえば北部(フランデレン地方)では、オランダに近い質素でシンプルな食事が多く、南部(ワロン地方)ではフランスの影響を受けたこってり濃厚なグラタンや煮込み料理が定番。

共通しているのは、

  • バターやクリーム、ビールなどを使ったコクのある料理
  • 新鮮な地元野菜や魚介を使う“フレッシュ&ローカル”な素材選び
  • 朝は軽く、昼は外食、夜は家族でしっかり食べる というリズム

特に夕食は「家族団らんの中心」。学校や仕事で忙しい平日でも、夜だけはテーブルを囲むのがベルギースタイルです。

🗓️ 家族で囲む一週間の食卓スケジュール

実際の家庭ではどんな料理が出ているのでしょう?
ここでは、ベルギーの一般的な夕食例を1週間分、ざっくり紹介してみます。

曜日夕食メニュー例
月曜チコリのグラタン(南部)、野菜スープ
火曜フリカンデル(ミートボール)+フリッツ(ポテトフライ)
水曜白身魚のビール煮、マッシュポテト
木曜ラタトゥイユ風野菜炒め+バゲット
金曜ムール貝の白ワイン蒸し+フリッツ
土曜家族でシチュー(カルボナードなど)+クラフトビール
日曜ローストチキン、温野菜、デザート付きのごちそうごはん

シンプルながらも、地域性や旬の素材を大切にした献立が中心。
金曜の「魚介」、土曜の「煮込み+ビール」、日曜の「ローストとデザート」など、曜日によって“ちょっと特別”な定番もあります。

🕕 食事スタイルと「家族の食卓」のあり方

ベルギーでは、夕食の時間がとても早め
18:00〜19:00ごろには家族全員が集まり、食卓につきます。

特に週末になると、親戚や友人を招いて「長〜い食事会」が定番。ワインやベルギービールを片手に、2〜3時間ゆったりと話しながら食べるのが当たり前です。

また、食事の流れも特徴的。
多くの家庭で「スープ → 主菜 → デザート」の3コース構成がスタンダード。

子どもたちもこのスタイルに慣れていて、小さいうちから「食べる時間=大事な時間」という意識が育まれているようです。

🍽️ 定番メニュー紹介:ベルギーといえばこれ!

ベルギーの家庭料理は「素朴だけど満足感がある」のが魅力。
食材をシンプルに調理し、バターやクリーム、ビールでコクを出すのがベルギースタイルです。


朝食
パン+チーズ・ジャム・チョコスプレッド+コーヒー
→ 典型的な欧州の軽い朝食。チョコレート系スプレッドの人気はやはりベルギーならでは!


昼食
外でサンドイッチや軽食、スープなど
→ 多くの人が学校・職場で手軽なランチを持参またはカフェで済ませます。ヘルシー志向でサラダボウルなども人気。


夕食
グラタン、シチュー、魚介料理+じゃがいも料理
→ 一日のメイン。カルボナード(牛肉のビール煮)やムール貝の白ワイン蒸し+フリッツなど、ボリュームと旨み重視のメニューが並びます。


デザート
ワッフル、プリン、チョコレート菓子
→ 食後の甘いものは欠かせない定番。特にワッフルは家庭でも手作りされるほど。
チョコレートも日常的に登場します。

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🧭 食文化に込められた価値観

ベルギーの食卓には、「多文化共生」と「家庭のあたたかさ」が自然に混ざり合っています。

  • 多民族国家ならではの「ミックスカルチャー料理」
     → 同じ家庭でも、フランス風のグラタンとドイツ風ソーセージが並ぶことも
  • フランス・ドイツ・オランダの影響をうけた独自性
     → 素材・味付け・盛り付けすべてに微妙なバランス感覚あり
  • 子どもにも食文化を伝える「食育」が重視される
     → 「料理を手伝う」「食事マナーを身につける」ことが、学校教育でも推奨されている
  • ビール文化=大人の会話とくつろぎの時間
     → ビールはただの飲み物ではなく、“食後の語らい”を引き出す存在です

🗂️ 日本とベルギー、家庭の食卓でいちばん違うのは?【まとめ】

最後に、両国の家庭料理の違いをざっくり比較してみましょう。

比較ポイント日本ベルギー
食事の時間帯遅め(19:00〜20:00)早め(18:00前後)
主食の傾向米中心パン・じゃがいも中心
料理の味付け出汁と醤油であっさりバター・ビールでこってり
デザート文化あまり重視されない食後にしっかり甘いもの
家族との食事忙しさでバラバラも一緒に食べるのが基本

ベルギーの家庭料理は、こってり系でもどこか素朴でやさしい味わい
「夕食は家族で一緒にゆっくり」「食後のスイーツもセット」という“完結型の食卓”が、日々の生活をより豊かにしてくれます。

🧇🍻 チョコとワッフルだけじゃないベルギーの魅力、ぜひ味わってみてくださいね!

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