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イギリスのミネラルウォーターブランドおすすめ3選|種類一覧

FOOD & LIFE

イギリスにも、長く親しまれてきたボトルウォーターのブランドがあります。

 

特に高級レストランやホテルでは、単に「水が飲めればいい」というだけではなく、採水地や水の種類、ボトルのデザインまで含めて選ばれるプレミアムウォーターもあります。

 

今回は、イギリス各地で生まれたプレミアムウォーターブランドから、日本でも購入できる3つをご紹介します。

 

また後半では、イギリスのスーパーで売られているボトルウォーターや、still water・sparkling waterの違い、レストランでの水の選ばれ方など、イギリスならではの水事情や水文化についても紹介します。

 

ヒルドン|Hildon

 

ヒルドン(Hildon)は、イングランド南部ハンプシャーの田園地帯にあるHildon Springsから採水される、英国のプレミアムウォーターブランドです。

 

その特徴のひとつが、深い地下の帯水層から採水される天然水であること。

 

水は地下の岩層を通って自然にろ過され、ボトリングされます。

そして、Hildonを印象づけているのが、クラシックなガラスボトルです。

 

ワインや料理と一緒にテーブルへ置いても違和感のない端正なデザインで、レストランやホテルなどで提供されるプレミアムウォーターとして知られています。

 

水そのものだけでなく、「食事のテーブルにどんなボトルを置くか」まで含めて楽しむのが、こうした高級ウォーターブランドの面白いところです。

 

Hildonはイギリス国内だけでなく、海外にも展開されています。

日本でも取り扱いがあるため、英国のレストランで提供されるようなボトルウォーターを自宅で試してみたい人にも探しやすいブランドです。

 

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ティナント|TY NANT

 

ティナント(TY NANT)は、ウェールズのランドウィロウで生まれたミネラルウォーターブランドです。

 

カンブリア山脈の地下深くにある帯水層から採水される天然水で、鮮やかな青いボトルでも知られています。

 

このボトルデザインはTY NANTの大きな特徴。

 

水を入れる容器というより、テーブルの上に置かれるひとつのデザインアイテムのような存在感があります。

 

特に高級レストランやホテルなどでは、こうしたボトルの美しさも含めてプレミアムウォーターの魅力になります。

 

TY NANTには、炭酸入りのスパークリングと、炭酸なしのスティルがあります。

 

日本では「ミネラルウォーター」というと、透明なペットボトルを思い浮かべることが多いかもしれません。

 

だからこそ、鮮やかな青いボトルに入ったTY NANTを見ると、「水なのに、ずいぶん雰囲気が違う」と感じるかもしれません。

 

英国の水ブランドを知るうえで、ボトルデザインと食文化の関係を楽しめるブランドです。

 

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ディーサイド|Deeside

 

ディーサイド(Deeside)は、スコットランドのアバディーンシャーにあるディーサイド地域で生まれた天然ミネラルウォーターブランドです。

 

水源は、スコットランドを代表する山岳地帯のひとつであるケアンゴームズ周辺。

 

豊かな自然に囲まれた地域で採水されることも、Deesideの魅力のひとつです。

 

ガラス瓶のstill waterやsparkling waterも展開され、レストランなどで食事と一緒に楽しめるプレミアムウォーターとして販売されています。

 

また、炭酸入りと炭酸なしのタイプがあり、料理や好みに合わせて選ぶことができます。

 

イギリスの水ブランドを面白いと思わせてくれるのは、こうした「どこから来た水なのか」までブランドの個性になるところかもしれません。

 

イングランド南部のHildon、ウェールズのTY NANT、そしてスコットランドのDeeside。

 

3つを並べてみると、「イギリスの水」とひとまとめにするには、それぞれかなり違った背景を持っていることが分かります。

 

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イギリスでは「水」も食文化の一部?

 

イギリスといえば紅茶ですが、食事の席ではもちろん水も飲まれています。

 

そして、イギリスのレストランを訪れると、日本とは少し違った「水の選び方」に気づくことがあります。

 

レストランでは、still water(スティル・ウォーター)とsparkling water(スパークリング・ウォーター)のどちらにするか聞かれることがあります。

 

still waterは炭酸の入っていない水、sparkling waterは炭酸水のこと。

 

日本では「お冷」が無料で出てくることが多いですが、イギリスではレストランでボトルウォーターを注文する場面も一般的です。

 

ここで面白いのが、単に「水なら何でもいい」というわけではないこと。

採水地やブランド、炭酸の有無、そしてボトルのデザインまで含めて選ばれることがあります。

 

特に高級レストランでは、水もワインや料理と同じようにテーブルを構成する一部。

 

だからこそ、HildonやTY NANTのように、水そのものだけでなくボトルの美しさもブランドの個性になっている商品が存在します。

 

「水なのに、なぜこんなにおしゃれなの?」

と思ってしまうようなボトルがあるのも、イギリスのウォーターブランドの面白いところです。

 

イギリスのスーパーでは、どんな水が売られている?

 

では、イギリス人は普段からHildonやTY NANTのようなプレミアムウォーターを飲んでいるのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。

 

スーパーの水売り場を見てみると、日常的に購入される比較的手頃なボトルウォーターから、海外の有名ブランドまで、さまざまな商品が並んでいます。

 

英国産のブランドだけでなく、フランスなどヨーロッパ各国から輸入されたミネラルウォーターも流通しています。

 

たとえば、フランスのEvianやVolvic、イタリアのSan Pellegrinoなどは、日本でもよく知られているブランドです。

 

つまり英国のスーパーでは、

「英国の水だけが売られている」

わけではありません。

 

国内の水源を利用したブランドと、ヨーロッパを中心とした海外ブランドが同じ売り場に並びます。

 

そのため、イギリスで「ミネラルウォーターを買う」という行動は、必ずしも「英国産の水を選ぶ」という意味ではありません。

 

日常用の水なのか、持ち歩き用なのか、食事に合わせるのか。

そして、炭酸が好きなのか、炭酸なしが好きなのか。

そのときどきの用途によって、選ばれる水も変わります。

 

イギリスの地域によって、水ブランドにも個性がある?

 

「イギリス」とひとくくりにしても、イングランド、ウェールズ、スコットランドでは、それぞれ異なる自然環境があります。

 

ロンドンのような大都市では、高級レストランやホテルも多く、海外のプレミアムウォーターブランドを目にする機会もあります。

 

一方、スコットランドやウェールズなど、水源そのものが地域のアイデンティティと結びついている場所では、地元の水をブランドとして楽しむという感覚もあります。

 

今回紹介した3ブランドも、

  • Hildon → イングランド
  • TY NANT → ウェールズ
  • Deeside → スコットランド

と、それぞれ異なる地域を背景にしています。

 

これは英国のミネラルウォーターを面白くしているポイントのひとつです。

 

「イギリスの水」と言っても、その水が生まれた場所には、それぞれの地形や自然環境があります。

 

山地から生まれた水。

地下深くを通ってきた水。

 

そして、その土地の名前や風景をブランドの一部としている水。

ボトルを眺めながら採水地を知ると、単なる飲み物というより、イギリスの地理を少しだけ味わうような楽しみ方もできます。

 

イギリスでは水道水も普通に飲まれている

 

ここで忘れてはいけないのが、イギリスでは水道水も普通に飲まれているということです。

 

「英国には高級ミネラルウォーターがある」

 

という話をすると、まるでイギリス人が普段からボトル入りの水ばかり飲んでいるように思えるかもしれません。

 

しかし、ボトルウォーターと水道水は別の話です。

 

家庭で水を飲むなら、水道水を利用する人も当然多くいます。

 

それでもボトルウォーターが売られているのは、必ずしも「水道水より安全だから」という単純な理由だけではありません。

 

外出先で持ち歩く。旅行中に購入する。炭酸水を飲みたい。食事と一緒に楽しみたい。あるいは、特定のブランドや採水地が好き。

こうしたさまざまな理由があります。

 

そして高級レストランでは、ボトルのデザインやブランドイメージも含めて、ひとつのサービスとして提供されます。

 

英国産のウォーターブランドを見ていると、そこにも英国らしいものが見えてきます。それは、地域の自然や採水地をブランドの物語として楽しむ文化です。

 

Hildonならハンプシャー、TY NANTならウェールズ、Deesideならスコットランド。

 

次にイギリスのレストランやスーパーでボトルウォーターを見かけたら、ぜひラベルの「採水地」にも注目してみてください。

 

そこには、料理だけではなく、その土地の自然や風景までブランドの一部として届ける、もうひとつの英国ブランド文化が見えてくるかもしれません。