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日本とここが違う!ポルトガル家庭の食卓と料理の習慣|干しダラから極甘デザートまで

FOOD & LIFE

ヨーロッパのなかでも、海と太陽に恵まれたポルトガル。
その食卓には、大西洋の恵みと「塩」の知恵、そしてカトリック文化の影響が色濃く残っています。
干しダラ(バカリャウ)や濃厚スイーツが日常にあふれるポルトガルの家庭料理とは?
日本との違いも感じながら、その独特な食文化をのぞいてみましょう。

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ポルトガル家庭の食事スタイルって?

ポルトガルの家庭料理を語るなら、欠かせないのが「魚介・塩・オリーブオイル」の三拍子。
海に囲まれたこの国では、魚をどう美味しく保存し、調理するかの知恵が食文化の土台になっています。

特に有名なのが「干しダラ(バカリャウ)」。ポルトガルではなんと365通りのレシピがあるとも言われ、スーパーでも常温で山積みにされているのが日常の風景です。

  • 食事スタイルは一見シンプル。素材を活かした調理法が多く、塩味がしっかり効いた濃厚な味付けが特徴です。
  • 平日はスープとパン、魚のグリルなどで質素に済ませ、日曜にはローストやデザートを添えた“ちょっと豪華”なメニューで家族が集います。

料理は手間をかけるより、「いかに良い素材を選び、家庭の味を守るか」が大切にされており、まさに土地と人の暮らしが溶け込んだ食卓です。

ポルトガルの一週間の家庭メニュー(献立スケジュール)

ポルトガルの夕食メニューは、曜日ごとの“定番”が意外としっかり決まっている家庭も少なくありません。
シンプルな料理が中心ながら、魚介、肉、豆類、野菜などがバランスよく登場します。

曜日夕食メニュー例
月曜バカリャウ・ア・ブラース(干しダラとポテト炒め)
火曜野菜スープ+サーディンのグリル
水曜豚肉とアサリのアレンテージョ風(アレンテージョ地方の郷土料理)
木曜コジード(肉と野菜の煮込み)
金曜タラのトマト煮+パン(※カトリック文化で肉を避ける日)
土曜パエリャ風ライス+白ワイン
日曜ローストチキン+ライス+デザート(家族が集まるごちそうの日)

注目ポイント:

  • 金曜は魚料理というのはカトリックの伝統。
  • 日曜はごちそう&甘いデザートが定番。
  • 冷凍食品や缶詰も上手に活用されていて、無理のない家庭料理スタイルが根づいています。

食事の時間と雰囲気:「おしゃべりと甘いもの」が主役

ポルトガルでは、食事は単なる“栄養補給”ではありません。
食べる=話す、分かち合う、くつろぐ時間として大切にされています。

  • 昼食は14時前後、そして夕食は20時〜21時ごろと、日本よりも遅めのスタイル。
  • どちらの食事も**前菜+主菜+デザート(or 果物)**が基本形。
  • そして食後には**必ずと言っていいほど「甘いお菓子+コーヒー」**が登場します。

特に夕食は家族みんなでテーブルを囲み、祖父母も含めた3世代での団らんも一般的。
テレビを消して、キャンドルや照明のもとでゆったりと食事と会話を楽しむ家庭も多く、食卓はまさに日常のハイライトシーンです。

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朝・昼・夜の定番家庭メニュー

ポルトガルの一日は、意外とシンプルな朝食から始まります。

▶ 朝食:パン+バター+エスプレッソ

「カフェ・ア・マンハ(朝のコーヒー)」はエスプレッソ1杯から。
トーストやロールパンにバター、時にはチーズやジャムを添えるのが定番です。
カフェで軽く済ませる人も多く、朝から甘いペストリー(パステル・デ・ナタなど)を楽しむ人も。

▶ 昼食:スープ+魚や肉の一皿料理

ポルトガルでは昼食が最もボリュームのある食事。
まず「カルド・ヴェルデ(青菜のポタージュ)」などの温かいスープで始まり、
その後に魚のグリルや煮込み、肉料理などが続きます。
家庭や食堂では「お皿一枚で完結する料理」が主流。

▶ 夕食:煮込み or グリル料理+米やパン

夕食は昼食より軽めですが、栄養はしっかり。
野菜、豆、魚介類などを煮込んだり焼いたりするシンプルな料理に、
お米やパンを添えるのが一般的。
例えば、「豆とチョリソの煮込み」や「タコのガーリック焼き」などが人気です。

▶ デザート:プリン、ライスプディング、パステル・デ・ナタ

食後には、ほぼ毎回デザートを楽しむ文化があります。
ポルトガルのプリン(プディン)は甘くて濃厚、ライスプディングはシナモンの香りが特徴。
そして国民的スイーツといえば、エッグタルト=パステル・デ・ナタ
外はサクッと中はトロリ、食後でも別腹になる魔法のお菓子です。

ポルトガルの食卓に込められた文化・価値観

ポルトガルの家庭料理は、ただの「ごはん」ではありません。
そこには宗教、暮らし、土地との深い結びつきがあります。

● カトリック文化と「金曜は魚」の伝統

カトリック教徒が多いポルトガルでは、金曜日に肉を避けて魚を食べるという習慣が今も残っています。
これは罪を悔い改める「節制の日」の名残。
そのため金曜はタラやイワシなどの魚料理が登場する家庭が多いです。

● 食事=家族とつながる時間

ポルトガルの食卓は、“つながり”を深める場所でもあります。
家族で会話しながらゆったり食べることが何より大切で、
祖父母や親戚を交えた週末ディナーは生活のハイライト。

● 素材重視&シンプル調理が基本

地元でとれる野菜、魚、豆、オリーブオイルなどを活かした料理が中心。
調味料はシンプルでも、素材そのものの力強い味があるため、味わいは濃厚です。
「食材の声を聞く料理」とも言える、手をかけすぎない調理法が多いのも魅力です。

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日本とポルトガル、家庭の食卓でいちばん違うのは?【まとめ】

ポルトガルの家庭料理を体験すると、
日本と真逆のポイントに気づかされることが多いかもしれません。

  • 塩とオリーブオイルで素材を引き立てる調理法
     → 出汁を重視する日本とは対照的。ポルトガルでは塩と油が“味の柱”です。
  • 食後のスイーツは“別腹”が当たり前
     → 食事の一部として甘いものが出るのは文化の表れ。甘さはしっかり濃厚。
  • ゆったりした食事時間と家族の会話が中心
     → テレビを消して話しながら食べる。静かで温かい時間が流れます。

このようにポルトガルの食卓は、健康的なのにしっかり甘くて濃い!
そんな食文化のギャップに、思わず惹きつけられる魅力があります。

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