アンバー(琥珀)は静電気を帯びる性質を持っていることから、運気を引き寄せる幸運の石と言われています。
石言葉は主に「健康・富・幸運」などですが、中には「過去への執着」という怖い石言葉も隠されています。
今回は、アンバーを身に着けると得られるスピリチュアル効果や、相性の悪い石と注意点なども解説をします。
アンバー(琥珀)とはどんなパワーストーン?
アンバーとは、約3000万年以上前の松や杉などの針葉樹の樹脂が化石化したもので、有機物です。主に黄色ですが、褐色、赤、白色、青黄色のものなどもあります。インクルージョンとして、虫や植物の破片が含まれるものもあります。
産地は世界中にありますが、バルト海沿岸のアンバーが有名です。日本でも岩手県久慈市で産出されており、お土産としても人気を集めています。
宝石としてだけでなく、アクセサリーやインテリア、装飾品など、さまざまな用途に用いられています。また、化粧品や医薬品の原料としても利用されています。
なお、アンバーと似た言葉に「アンバーグリス」がありますが、アンバーグリスはマッコウクジラの体内で作られた結石から作られる香料です。アンバーとは全くの別物です。
アンバーの色の種類
アンバーの色は、主に黄色、褐色、赤、白、青黄色などがあります。
- 黄色:最もポピュラーな色です。蜂蜜やキャンディのような色合いをしています。
- 褐色:黄色よりも赤みが強く、コニャックやコーヒーのような色合いをしています。
- 赤色:チェリーやルビーのような色合いをしています。
- 白色:乳白色や透明感のある色合いをしています。
- 青黄色:サファイアやトルコ石のような色合いをしています。
また、アンバーの中には、紫外線を照射すると青色に光るブルーアンバーや、赤色を帯びたレッドアンバーなど、特殊な色を持つものもあります。
アンバーの色は、樹脂の含有する成分や、化石化の過程によって決まります。例えば、黄色のアンバーは、樹脂に含まれるフェノール類やケトン類の含有量が多いほど、色が濃くなります。
また、赤色のアンバーは、樹脂に含まれる鉄分などの金属元素の含有量が多いほど、色が濃くなります。
アンバーの色は、その美しさと希少性から、古くから宝石として珍重されてきました。
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アンバーに隠された怖い石言葉「過去への執着」
アンバーの石言葉は、主に以下の3つです。
アンバーは、古くから健康と富の象徴として親しまれてきました。また、摩擦によって静電気を帯びる性質を持っていることから、良い運気を引き寄せる幸運の石としても知られています。
これらの石言葉は、アンバーが古くから富や健康の象徴として親しまれてきたことから、その意味合いを反映したものと言えるでしょう。また、アンバーの持つ美しさや希少性から、希望や再生、癒しなどの石言葉も生まれたと考えられます。
しかし、中には一見怖い意味を持つ石言葉もあります。アンバーの隠された怖い意味を持つ石言葉は、以下の2つです。
- 過去への執着
- 未練
アンバーは、古代の樹脂が化石化したものであるため、過去への執着や未練を表す石言葉として解釈されることもあります。
このことから、アンバーは過去の記憶を閉じ込めた宝石として考えられるようになったようです。
また、アンバーは摩擦によって静電気を帯びる性質を持っています。このことから、アンバーは悪いエネルギーを吸収する力があるとも考えられています。
そのため、アンバーを身につけることで、過去のトラウマや悪い記憶から解放されるという人もいれば、逆に過去の記憶に囚われてしまい、トラウマを再発させてしまうという人もいます。
アンバーの石言葉には、明るい意味だけでなく、暗い意味もあることを覚えておくと良いでしょう。
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アンバー(琥珀)の主なヒーリング効果
アンバー(琥珀)は、古くからヒーリングストーンとして重用されてきました。アンバーには、以下ののようなヒーリング効果があるといわれています。
- 心身を浄化・癒す
- ストレスや不安を解消する
- 安眠効果
- 免疫力を高める
- 健康増進
- 肌荒れ
アンバーは、木の樹脂が長い年月をかけて化石化したものであるため、自然のエネルギーを宿していると考えられています。そのエネルギーが、心身を浄化し、癒しを与えてくれるといわれています。
また、アンバーは、静電気を帯びる性質を持っていることから、マイナスエネルギーを吸収し、プラスエネルギーを放出してくれるといわれています。そのため、ストレスや不安を解消し、心身をリラックスさせてくれる安眠効果があるといわれています。
さらに、アンバーは、第三チャクラ(太陽神経叢)に対応する石です。第三チャクラは、集中力や記憶力、創造性、直感力などの働きに関係するチャクラです。そのため、アンバーは、これらの能力を高める効果があるといわれています。
また、アンバーは、免疫力を高める効果があるともいわれています。その理由は、アンバーに含まれる化学成分が、抗菌作用や抗炎症作用を持つためと考えられています。
そのため、アンバーを身につけることで、風邪やインフルエンザなどの予防、また、肌のトラブルや痛みなどの改善に効果的だと言われています。
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静電気で富を引き寄せる効果について
前述の通り、アンバーは、摩擦によって静電気を帯びる性質を持っています。
アンバーを身につけることで、マイナスエネルギーを吸収し、富と財運を呼び込むことができると考えられています。
マイナスエネルギーとは、ストレスや不安、嫉妬、怒りなどによって生じるエネルギーです。これらのエネルギーが溜まると、運気の低下や病気の原因になると考えられています。
これらの効果により、アンバーは、富や幸運を引き寄せると考えられるようになりました。お金に恵まれ、豊かな生活を送ることができるといわれています。
もちろん、魔除けとしても効果が強く、アンバーを身につけることで、邪気や悪運などのマイナスエネルギーを遠ざけるといわれています。
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アンバー(琥珀)と相性の悪い石、良い石
アンバー(琥珀)と相性の悪い石は、以下のようなものが挙げられます。
これらの石は、アンバーとエネルギーと衝突し、ぶつかり合う性質を持つ石です。そのため、組み合わせることで、その効果が相殺されてしまったり、逆に過剰になって、心身のバランスを崩してしまったりする可能性があるといわれています。
もちろん、相性というのはあくまでも相対的なものです。アンバーと相性の悪い石を身に着けても、特に問題がないという人もいるでしょう。しかし、気になる場合は、避けたほうが無難です。
アンバーと相性の良い石は、以下のようなものが挙げられます。
これらの石は、アンバーのエネルギーと調和する性質を持つ石です。そのため、組み合わせることで、アンバーの効果を補い、相乗効果を発揮する可能性があるといわれています。
また、アンバーは、第三チャクラ(太陽神経叢)に対応する石です。そのため、第三チャクラと関連する石と組み合わせることで、その効果を高めることができます。
第三チャクラと関連する石としては、以下のようなものが挙げられます。
もちろん、これはあくまでも一例です。ご自身の目的や好みに合わせて、組み合わせを自由に選んでみてください。
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アンバー(琥珀)のお手入れの注意点と浄化方法
アンバー(琥珀)は水に弱い石です。
長時間水に浸したり、汗をかいたまま放置したりすると、変色や劣化の原因になる可能性があります。
また、モース硬度が2.5~3程度の比較的柔らかい石なので、落としたり、ぶつけたりすると、傷や割れなどのダメージを受けるため大切に扱いましょう。
アンバーをお手入れする際は、定期的に柔らかい布で拭いて、汚れを落とすようにしましょう。
【おすすめの浄化方法】
アンバーは、マイナスエネルギーを吸収する効果があるといわれています。そのため、定期的に浄化することで、アンバーの持つ本来の力を保つことができます。
浄化は、月光浴や水晶クラスター、岩塩などがおすすめです。
月光浴は、満月の夜に窓辺に置いておくだけなので、お金がかからず最もおすすめです。浄化や癒しの効果があるといわれています。
岩塩で浄化する場合は、岩塩を広げた皿や容器に、アンバーを置き、数時間放置します。岩塩には、マイナスイオンを放出する効果があるといわれています。
アンバーは、さまざまな効果が期待できる石です。アンバーの美しい色彩とヒーリング効果を長く保ち、パワーを活用しましょう。